福岡市西区の塾より「受験生が今すべきこと」

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福岡市西区の塾より「受験生が今すべきこと」

2020/06/21

19日、文部科学省は

大学入学共通テストを計3回行うことを発表しました。

これを受けて各大学は

受験日程の調整に取り組むことになります。

 

受験生の皆さんにとっては、

「入試日を早く決めて欲しい」

「出題範囲を早く示して欲しい」

と悩ましい日々がまだしばらくの間は続きそうです。

 

このような受験状況下において、

予想できることの1つは、

共通テストの成績提供が、

まだいつになるか見通せない中、

「受験日程は遅れても例年に比べて10日程度だろう」

ということです。

1か月も2か月も遅れることは、

現時点では予想しにくくなってきています。

もちろん新型コロナウイルスの感染第2波の状況次第では、

どうなるかは不透明ですが。

 

ここで受験生の皆さんにお勧めなのは、

共通テストは1月16・17日の第1日程で受験し、

私大の一般入試、国公立大の2次試験前期日程は、

従来通りと考えて準備を進めていきましょう。

早め早めに対策を進めれば、

最悪の事態は回避できますし、

そして、おそらく共通テストは1番最初に行われる第1日程が、

最も優しいと予想できます。

なぜならば、最後が一番やさしければ、

その後の受験生は皆、最後の試験に照準を合わせてしまうからです。

それでは最初の試験の価値が失われてしまいます。

第2日程や特例追試験は、

あくまでも予備の試験です。

重点は第1日程に置かれることが当然なのです。

 

また2つ目に予想できることは、

「出題範囲は従来通りになる」

ということです。

そもそも各高校によって、

カリキュラムの構成・進度はバラバラです。

「どの範囲を削減すれば良いか?」

という判断はとても難しいものがあります。

そうすると結局は、

従来通りの出題に落ち着くのが妥当だと考えられます。

 

例えどの単元・分野が削られようとも、

受験生の皆さんが今取り組むべきことは、

基礎固め」の1点です。

数理系科目ならば、

教科書の例題レベルの問題を完璧に仕上げていく。

英語ならば、

英単語・英熟語・重要構文・基礎的英文法などを

徹底して暗記していくことです。

 

「試験に出る所しか勉強したくない」

と、しみったれた考えを持つのではなく、

どこが削減されるかわからない現状では、

当たり前のことを当たり前にやることがベストなのです。

 

「そうは言っても、日程などがハッキリしないと集中できない」

など、人はやらない理由は無数に生み出していきます。

しかし、勉強しないで受験に合格するはずはありません。

ならば、やらない理由を考えるより、

やる理由を考えていきましょう。

 

社会に出ると不公平は当たり前になります。

受験が完全に公平だとは全然思いませんが、

少なくとも社会よりはましです。

 

受験生の皆さん、

自分の努力で合否を決められる入試を、

自分の人生の中で最大限に生かしてください。

今やれることに全力を尽くしましょう。

 

 

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