福岡市西区の塾より「親とは」

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福岡市西区の塾より「親とは」

2020/06/02

「木の上に立って見る」と書いて「親」といいます。

一体何を見ているのでしょうか?

私は2つの姿が思い浮かびます。

 

1つ目は

「子どもが我が家に帰ってくる姿」です。

毎日のように家から外に出て、

子どもは様々な経験をして帰ってきます。

その時々に現れる小さな変化に気づくため、

我が子をしっかりと見つめ、

「今日は楽しそうに帰ってきた」

「今日はなんだか寂しそうだ」

などと子どものことを案じ、

慈しんで見守る汲めども尽きぬ親の優しを感じます。

 

2つ目は

我が子に害を与えそうな危険を素早く見つけるために、

絶えず我が子の周囲に気を配り、

「外敵」となる事柄がないか監視する姿です。

この姿には、我が子のためならば、

たとえ自らに危険が及ぼうとも顧みず、

我が子を守り抜こうとする断固たる決意が感じられます。

 

このように「親」には

本来、我が子に対する深い愛情が秘められていると思います。

 

最近では目まぐるしく変化する社会環境の中で、

少しずつ変容してきている親子関係が見受けられますが、

困難な時であればこそ

より一層の深い絆を築くべく

我が子をしっかりと見守って欲しいと思います。

 

我が子のすぐそばに居て接する時間は、

人生の中ではほんのひと時に過ぎません。

いずれ子は一人で社会へと旅立ちます。

 

思春期ともなると

弁もたち、態度も横柄になってきますが、

我が子は我が子。

根気よく見つめてあげてください。

そして親が我が子のためと思うことは、

たとえ嫌がられても簡単にあきらめないでください。

「この子の人生はこの子のもの」

などと物わかりの良い親を演ずることは

教育の放棄に他なりません。

 

どうか保護者の皆さん、

信念を持って我が子を見つめてください。

 

 

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