福岡市西区の塾より「子どもと接する者の役割」

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福岡市西区の塾より「子どもと接する者の役割」

2020/05/29

学校や学習塾などの教育機関は、

何を求められているのでしょうか。

多くの人々は学力の向上を第一に考え、

上位の学校への進学のための準備機関としての役割を

期待しているように感じます。

そのため

「本来ならば家庭で行うべき躾までもが学校に求められている」

という考えが一般化してきています。

しかし、日本ではもともと、

幼児期の躾は祖父母が担当し、

少年期の躾は父母が、

青年期の躾は地域の大人が担っていました。

つまり躾は決して家庭の中でのみ行われるものではないのです。

 

学校や塾にとどまらず、

ピアノ・習字・そろばん・英会話・バレエ教室や

サッカーや野球のクラブチーム活動など、

どんな機関であれ、

子どもたちと接するならば、

子どもたちの人格形成に大きな影響を与えていることを忘れてはなりません

たとえアルバイトの学生であっても、

子どもたちの前に立てば、

多大な影響を、良し悪しにかかわらず与えてしまうのです。

したがって子どもたちに接する者は、

子どもたちを導く教育方針をきちんと持っていなければなりません。。

指導者こそ学び続ける必要があるのです。

 

しかしながら、最大の教育者は「親」であることも事実です。

「頭でっかちのがり勉」

「独りよがりの人間」

では社会において通用しない

(真の意味での幸福感を味わえない)

ことは誰しも知っているはずです。

このような現実にも関わらず、

自分勝手な要求だけを教育機関に押し付けるだけ押し付け、

自分の子どものことだけを考えて、用が済めば

「ハイ、さよなら」

では、余りにも寂しすぎませんか。

子どもに一体何を教えようとしているのでしょうか。

 

教育の究極の目的は「自他共栄」です。

教育とは決して子どもたちの自己満足だけで終わらせるべきものではなく、

他者を補完することができるように高めることに意義があるのです。

このことを保護者の方々が、

まずしっかりと意識して頂き、

我が子の手本となる思考様式や行動様式を

示してあげて欲しいと願うばかりです。

 

新型コロナウイルスとの共生が叫ばれる中、

いかに「自他共栄」を実現していくか。

「親は子の鏡」

この言葉を大切にして過ごして欲しいものです。

もちろん私自身も勉強していきます。

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