福岡市西区の塾より「合否の選択」
2020/04/28
高校や大学入試における合否判定は、
いったい誰が行うのでしょうか?
実際には各学校の校長先生に、
最終的な決定権が与えられていると思いますが、
根本的には受験生自身によって、
合否が決められているのではないでしょうか?
受験に合格する場合も、
不合格になる場合も、受験の合否は、
受験生が日々積み上げてきた学力、気力、体力などで決まるはずです。
そして、どのように積み上げるかを、
決定し続けたのは紛れもなく自分自身のはずです。
受験勉強中、
次から次へと波のように押し寄せる分岐点において、
不合格になる受験生は、
自ずから不合格になるように、
不合格になるように、
自分の行動をその都度選択し続けているのです。
受験期に、遊ぶかそれとも勉強するかを決めてきたのは自分自身のはずです。
真面目に授業を受ける、受けない。
与えられた課題を行う、行わない。
周りからのアドバイスを聞く、聞かない。
すべての選択権は自分にあったはずです。
しかし受験に不合格になる生徒は、
不合格と言う結果に対して、
親や教師、さらには日本社会などに責任を転嫁していきます。
受験における結果の責任は自分自身の中にあるはずなのに。
では、どのようにすれば受験に合格する生徒になれるのでしょうか?
1つ目のポイントは、
「自分の不適切な行動を、苦しくても変えてみること」です。
性格はなかなか変わるものではありませんが、
常に今、どう行動すれば合格に近づくのかを主体的に思考し、
失敗を恐れずに自分の出来ることから少しずつでも行動を変えていきましょう。
行動は変えることができるのです。
2つ目のポイントは、
「一つ一つの決断に責任を持つこと」です。
他者のせいにせず、他者を当てにせず、
自由に判断した自分の決断には、
そのことによって生じる結果に対して、
責任を負う義務が生じるのです。
受験生の皆さん、
甘えた考えを捨て、己に厳しく接してください。
今、新型コロナウイルスの感染防止のため休校が続いていますが、
今日という一日も受験勉強期間の一日です。
どのような行動をするかは自分が決めているはずです。
そう、このブログのアドバイスを、
受け入れるか受け入れないかも自分が決めていくのです。
ほとんどの人が
目標もないのに
毎日どっちの方向に
行っていいのか分からずに
努力している。
これは無駄です。
自分で決めてもいし、
周囲から教えてもらってもいい
これだという方向を
決めて取り組む。
継続して取り組むことです。
( 柳井正 実業家)