福岡市西区の塾より「学力の二極化について」
2020/04/18
福岡市に休校要請、非常事態宣言による外出自粛、
休業要請が次々と出されました。
特に小中高の児童・生徒の皆さんは、
学校での勉強から離れて1か月以上たちます。
そして、まだ5月6日まで続いていくのです。
生徒の皆さんはこの期間、
どのように過ごしてきましたか?
嫌いな勉強はこれ幸いとばかりに二の次とし、
好きなことばかりを行っていたのではないでしょうか?
公園でサッカーに明け暮れる中学生、
友だちと群れて街中を相変わらず動き回る中学生。
何か間違ってはいないでしょうか?
今は非常時ですよ。
もちろん一日中家に閉じこもることが良いとは思いません。
外で縄跳びをする、犬の散歩を手伝うなど、
工夫をして太陽の光を浴びることは重要なことだと思います。
私が伝えたいことは、
「この機会を学力向上に生かして欲しい」
ということです。
自分のためだけに使える時間が出来たのだから、
勉強にも目を向けてください。
普段学校で授業が行われている時でも、
出来る生徒と出来ない生徒に分かれてしまいます。
まして非常時の今、
より一層「学力の二極化」が進むのではないでしょうか?
今でも勉強を進んで行う人は行うのです。
4月18日の読売新聞「外出自粛 どう過ごす」というコラムの中で、
開成中学・高校で校長を務めた柳沢幸雄氏は、
生徒に対して五つの大陸で異なる発展を遂げた人類文明の謎に迫る書籍
「銃・病原菌・鉄」を読むように呼び掛けたそうです。
日本国中の小中高の児童・生徒の皆さんに中には、
自由に使える時間を利用し、
普段よりレベルを上げた読書を行っている人も少なくないと思います。
さらに柳沢氏は、
「家でゲームに夢中になるのももちろんいい。それぞれの人生だから」
「ただ、その報いは必ず来るよと伝えたい」
と述べられています。
生徒の皆さん、
今は学習することに関して、
ピンチですかそれともチャンスですか?
どちらを選択するかは自分次第です。