福岡市西区の塾より「教育と母性」
2020/04/12
子どもたちに日々行っている教育の「育」という感じは、
「母親が乳飲み子を抱きかかえている姿」を現しているそうです。
つまり、子どもを教え育てるためには母親的な部分、
すなわち「母性」が必要であることを、
古の人々が感じ取っていた証拠ではないでしょうか?
子どもを健やかに育てる。
その際に必要なものは、
「汲めども尽きぬ深い愛情」と「見返りを一切求めない無償性の愛」です。
乳飲み子が泣く姿を見るだけで、
我が子が何を求めているかを察する母親の愛、
躓き転んだ幼子をそっと優しく手を差し伸べ、
抱き起す母親の愛が必要なのです。
子どもはいくら身体が大きくなろうとも、
所詮「私が生み育てた子」。
いつまでも慈しむ気持ちが子どもに安らぎを与えていくのです。
神の心による最も素晴らしい傑作とは
母親の心。
(リジューのテレーズ)