福岡市西区の塾より「学校の休校延長について」
2020/04/02
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
福岡市教育委員会は2日、市立小中高校と特別支援学校で続けている休校措置について、
17日まで延長することを決めました。
学校再開を楽しみにしていた生徒の皆さんは、
さぞ残念に思っていることでしょう。
そのような中、朝日新聞では、
長引く休校に募る子どもたちのストレスを心配する記事が掲載されていました。
「友だちがこいしい」
「ぼっちで動画を見ています」
「圧倒的運動不足」
などという子どもたちの声が紹介されていました。
しかし、ここは1日でも早く普通の生活を取り戻すためと考えて、
ぜひ耐え抜いて欲しいと思います。
生活の中で突然生まれた「自由な時間」を有効に活用してください。
世界には内戦や飢餓、貧困で学校に通えない子どもたちが大勢います。
その日一日を生きることで精一杯な子どもたちです。
そのことと比べることはもちろんできませんが、
「まだ自分たちは幸せな方だ」
とポジティブに考えてみてはどうでしょうか?
世の中には会いたくても会えない人はたくさんいます。
動画に飽きれば読書をする。
運動不足ならば、家の中で筋トレに励む。
学校に行っているつもりになって、
規則正しく学習に取り組む。
工夫次第で色々と出来る事が見つかるのではないでしょうか?
生徒の皆さん、
この混乱は永遠に続くものではないと信じていきましょう。
今、世界中の医療関係者が必死の思いで、
治療、感染拡大防止、新薬・ワクチンの開発に取り組んでいてくれていますし、
不足しているマスクや人工呼吸器の増産に励んでいてくれている企業もたくさんあります。
どうか「贅沢な不満」を抱かず、
前向きに捉えて元気に暮らす知恵を出していきましょう。
その智恵こそがAIの発達する現在、
我々が必要としているもののはずです。