高校3年生も中学3年生も毎月、模試が実施され、

その結果に一喜一憂している生徒諸君も多いことでしょう。

 

そんな今の時期、授業をしているときに感じる「迫力」があります。

一言も聞き漏らさず、全てを身につけようという迫力です。

 

「あー！もうそういう時期か！」

と感じます。

日一日と受験が迫る中、思うように伸びない成績を嘆くのではなく、

今、自分が出来る事に全力を注ぐ。

一意専心の気構えを持って過ごす生徒が現れ始めました。

 

受験勉強はロボットがおこなっているのではありません。

繊細な心を持つ青少年がおこなっているのです。

不安、焦り、何とも言えない孤独感。

様々な感情と向き合い、

それらの困難、壁に負けることなく、

前進を続けていかなければ、

合格は勝ち取れません。

 

受験生の皆さん、忘れないでください。

苦しいのは自分ひとりだけではありません。

理想の自分とのギャップに打ちのめされているのは、

自分ひとりだけではありません。

 

みんな苦しいのです。

 

でも、前に歩み続けているのです。

 

昨日倒れたなら、今日立ち上がればいいのです。

いつまでも駄々っ子のように地面に寝そべらず、

立ち上がってください。

 

必ず自分の中にそのエネルギーが隠されています。

 

「もうだめだ」と思った次の瞬間に

「もう一歩！」と踏ん張る「耐える精神力」が

何者にも負けない、打ち勝つ力を養う。

（大鵬　第48代横綱）