「勉強は面白くない」

と思っている生徒は決して少なくはありません。

なぜ、「勉強が面白くないか」というと、

勉強する側の学習意欲欠如が理由の一つとして考えられます。

 

特に、高校生にもなっていながら、

「学校の勉強が嫌だ」

というのは本来おかしな話です。

なぜなら高校は義務教育を終えた者が、

さらに高度な教育を希望して進学する場所のはずです。

「みんなが行くから行く」

「親が勧めるから」

という理由で進学すべき所ではないはずです。

 

世界の中には、貧困のため、紛争のため、本当に学校で学びたくても学べない子どもたちがいっぱい溢れています。

また、日本国内でも中学卒業後、農業・漁業・建築・陶芸などの様々な分野において、

真剣に仕事に取り組んでいる優秀な青年たちが大勢います。

 

そんな中、生徒自身の学習意欲を置き去りにして、

幼児教育に国家予算をつぎ込むならまだしも、

高等教育の無償化が叫ばれているのはおかしなことではないでしょうか。

授業内容を半分も理解できないまま、上の学校に進学できる現状において、

「高学歴低学力社会」などと言われないように、

保護者、教育関係者、そして誰よりも生徒自身が考えていく必要があると感じています。

 

 

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