どれだけ勉強しましたか?
2016/08/27
シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリスト高橋尚子さんを育てた小出義雄氏が、雑誌の対談で次のように述べておられました。
「本当にやりにくくなったよね。人種が変わったようだよ。昔は弱い子でも五輪に行きたいと言ったもんだけど、今は給料もらえて適当にやれればいいという子が増えた。いくら引っ張っていこうとしても、私はやりません、と。そういう時代だよ。会社も監督の言うことを聞くように仕向けてくれればいいけど、選手の言うことを聞いちゃう」と。
この記事を読んでとても共感を覚えました。
最近の生徒は、もっともらしい目標を口にしますが、本音は「まあ、そこそこでいいや」と思っているみたいで、その証拠に全然行動が伴っていません。
教師が色々と仕掛けても、無反応で素直になかなか実行してくれません。
保護者の方々も、そんな道理にかなっていない独りよがりな子どもの自主性は、踏みつぶしてでも、教師に協力して欲しいところですが、すぐに子どもの言いなりになってしまいます。
このような状況で良いのでしょうか?
たとえ辛く苦しい日々があっても耐え抜き、努力し続ける必要が、成功には必要なのではないでしょうか?
「今までに、いったいどれだけ走ったか。残すはたった42km」
これは高橋尚子さんが金メダルを取る前の記者会見で述べた言葉です。
毎日毎日何十kmも走り込んで練習を続けた高橋さんならではの素晴らしい言葉だと思います。
受験生の皆さん、今までに、いったいどれだけ勉強しましたか。
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