自分のための嘘はダメ!
2016/08/23
「宿題を見せて」と言うと、
「あっ、持ってくるのを忘れました」と答える生徒がいます。
しかし、よくよく話を聞いてみると、持ってくるのを忘れたのではなくて、宿題をすることを忘れているのです。
生徒からしてみれば、悪気のない小さな嘘なのですが、このように小さな嘘を繰り返すうちに、嘘に対する罪悪感が薄れ、大人になっても平気で嘘をつくようになってしまいます。
また、小さな嘘がばれないように、どんどん大きな嘘になっていく場合もあります。
大人の社会では、大きな嘘ではなく、小さな嘘でも簡単に周囲からの信頼を失ってしまいます。
周りの人に信頼されないことは不幸なことです。
ですから、くれぐれも嘘をつく癖は身につけないようにして欲しいものです。
では、なぜ嘘はいけないのでしょうか?
嘘は、「人からよく見られたい」「失敗をごまかしたい」など、自分の利益のためについていることが多いからです。
つまり、自分勝手で独りよがりの心が、嘘をつかせるのです。
これでは周りの人を嫌な気持ちにさせるだけで、周り回って自分にその嫌な気持ちが返ってきてしまいます。
生徒の皆さん、知識を得ることだけが勉強ではありません。
社会に出て自分も周囲も幸せになれるように自分を育てることが勉強なのだということを、決して忘れないでください。
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