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質問は得をする

2016/07/14

時々、「うちの子はおとなしいので、自分から質問できません。先生の方から質問させて下さい」と依頼されることがあります。

そこで生徒に「何か分からないことはありませんか?」と度々尋ねるのですが、ほとんどの場合、いつもただ首を横に振るだけか、小さな声で「ありません」と答えるだけです。

 

実は、質問をしない生徒は、おとなしいから質問が出来ないのではなく、質問をしないことが自分にとって都合が良いから、質問をしないだけなのです。

まず質問をするためには、分からないところを考えなければなりません。

さらに、質問した場合、その説明を理解するように聞かなければなりません。

質問をしない生徒は、このようなことが面倒臭くて嫌なのです。

質問をしない方が、何も考えなくて済むから楽なのです。

 

ですから、このような生徒には、「質問をすることによって自分が得られる利益」を伝えなければなりません。

しかし、言葉だけではなかなか理解されないので、時間をかけて「質問すると成績が上がった」という体験を、したくない質問を繰り返すことによって体験しなければならないのです。

やはり、ここでも根気が必要なのです。

 

十数年もかけて身につけた思考様式を変化させることはなかなか難しいことです。

半年やそこらの短い時間ではなく、ある程度長い時間が必要ではないでしょうか?

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