常識を持つ
2016/04/05
「常識」とは人間が持っている共通の知識や価値観のことです。
そして、「常識とは学問以上の学問である」と言われるように、常識を身につけることによって社会的動物である人間が、社会生活を円滑におくることができるのです。
しかし、最近ではこの常識にズレが出てきているように感じます。
例えば年配の女性にとっては、公共の乗り物の中で化粧をすることは考えられないことでしたが、最近の若い女性の中には平気な人が多くなってきたようですし、他人に迷惑をかける行為をしても子どもを叱らない親も増えてきました。
私は生徒に勉強を教えているとき、「頭でっかちのがり勉」や「独りよがりの人間」になって欲しくないと願っています。
もし他人を思いやれないと、たぶん社会に出たとき苦労すると思うからです。
さらにそれは、社会的にも個人的にも損失となることであり、何と言っても子どもたちがかわいそうです。
ドイツの哲学者カントは「道徳とは自分がされて嫌なことを他人にしないことである」と語っています。
生徒諸君、「自分だったらどう感じるのか?」という視点を持てる人になってください。
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