昨日、中学3年生の時に教えていた女子生徒が、大学を卒業して就職するにあたり、旅立つ前に訪れてくれました。

その教え子とは、8年ぶりの再会だったので初めはまったくわからず、私の頭の中は???だらけになってしまいました（すぐに反応できず、本当にごめんなさいでした）。

すっかり大人びたその姿から、やはり高校・大学の時期は、人生において外見だけではなく中身も一番変化・成長する時期かもしれないと、改めて実感させられました。

思い起こすと私は就職するにあたって、「石の上にも3年」という言葉があるように、「とにかく3年間はどんなことがあっても黙って頑張ってみよう」と決意したことを覚えています。

しかし、最近では簡単に仕事をやめてしまう人が多くなってきたとメディアなどを通して感じています。

おそらく他に自分に合った素晴らしい世界・仕事が待っていると思ってのことだと思いますが、人生、そんなに都合よくは出来ていないのではないでしょうか？！

何事も腰を落ち着けて取り組まなければ、その仕事の本質・良さも判るはずがありませんし、自分との相性も判るものではないと思います。

まずは与えられた縁、その仕事、その職場との出会いを大切にして、仕事を通して社会に奉仕をして欲しいと願うばかりです。

「やめることはいつでも出来ます。いつでも出来ることに価値はありません」

どうか新社会人となる皆さん、焦らず、背伸びせず、じっくりと与えられた仕事に真摯に取り組んでみましょう。必ず得るものがあるはずです。

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