大学入試改革
2016/03/07
現在、大学入試改革の必要性が叫ばれています。
理由は、「現在の高校生の受験勉強は、知識の詰込みが大半で、大学入試でいかにそれらを再生できるかが問われている。すなわち、思考力や判断力、表現力などを駆使して、多様な人々と協働する態度など、真の学力が育成されたり、評価されたりするような体制になっていいない」ということです。
そのため、入試では小論文や面接、ディベートを実施するほか、高校時代の調査書や、ボランティア活動なども加味して評価し、推薦入試やAO入試をより拡大させようとしています。
こうした流れを受けて東京大学は推薦入試を、京都大学は特色入試を実施しました。
ここで注意が必要なのは、思考力や表現力ばかりに注目が集まっていますが、東大も京大もセンター試験を課しているということです。
両大学とも基礎学力は必須と判断しているのです(そもそも基礎力無くして思考力も表現力も要請されるはずがありません)。
ですから、むやみやたらと目新しいことに飛びつくのではなく、大学での専門分野の学習・研究に耐えうる基礎固めを高校生時代に行うことから始める必要があります。
現中学1年生から新入試制度に移行するみたいですが、生徒の皆さんは、まず教科書レベルの完全習得から始めていきましょう。
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