同じ方向へ導く
2016/02/16
お母さん方に質問です。
子どもが学校や塾に対して批判的なことを話してきた場合、どのように対応していますか?
「そうなの」とすぐに同調したりしていませんか?
これでは子どもは学校や塾に対してただ不信感を強めてしまうだけの結果になってしまい、様々な教育効果が期待できなくなってしまいます。
子どもが批判的な話をしてきたときは、まず、しっかりと話を聞き、保護者の対場から見ても疑問に思う点があればピックアップしておきます。子どもに対しては、「あなたの言いたいことは分かったわ」とだけその場では伝えておきましょう。
そして、疑問に思った点は直接、学校や塾に聞いてください。
子どもは知ってか知らずか、自分に都合が良いように話を巧みに作り出します。特に自分を守りたいときや自分の主張を通したいときは、自分にとって不利になることは省き、有利になる点だけを強調することが多いものです。
このことに注意して、まずは問題点の整理に努めることをお勧めします。
一番重要なことは家庭と教育機関がスクラムを組むことです。家庭と教育機関で違うことを子どもに指導すると、子どもは自分の都合の良い方をイソップ童話のコウモリのように選択していきます。
この選択はほとんど場合、失敗になるパターンです。
なぜならば、成功するパターンは大概、自分にとって苦しい選択になることが多いからです。
私も「選択に迷ったら、自分にとって困難と思われる道を選択しなさい」と子どもに指導しています。
保護者の皆さんには、子どもを正しく導くためには、子・親。教師が三者一体となって、同じ目標に向かって同じ道を突き進むことが重要であることを理解して頂きたいと思います。
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学習支援塾「羅針盤」
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