子どものために時間を使う
2016/02/09
親は子供に対して、「いい加減、勉強しなさい」「宿題は終わったの?」と、いろいろ声掛けをすることが多いと思います。
しかし、いくら口で言っても、子どもは分かったふりをするだけで、なかなか変わりません。
そこで子どもを成功させる親はどうするかというと、自分の忙しい毎日の生活の中から時間を見つけ出し、その貴重な時間を子どものために使っていくのです。口で言っても聞かないなら、自分が一緒になって行動することにより、親の本気さを伝えていくのです。
以前、こんな例がありました。中学1年生のお父さんが、成績向上のためには塾で渡されているプリントの復習が大切だと考え、子どもの代わりに5教科100枚以上もあるプリントを整理し、子どもが無くしてしまったプリントがあれば、新たに教師から受け取り、1枚ずつ子どもに復習させていったという話です。普通にお仕事をされているお父さんにとっては、かなりの負担だったことと思います。
もちろんこの生徒の成績はこの後向上していきました。
このように自分のために時間を使ってくれる親に対しては、たとえ口で言わなくても、子どもは感動しているのです。そして、その感動が子どもを変えていくのです。
保護者の皆さん、『「学力」の経済学』によると、特に母親が娘に対して勉強するように言うことは逆効果だそうです。
「勉強しなさい」はエネルギーの無駄遣いだと書かれています。ならば、短い時間でも良いので、子どものために使い、一緒に行動してみてください。
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