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受験と必死さ

2016/02/06

以前教えていた小学6年生女子の話です。

5年生の頃から中学受験を考えて勉強していましたが、お父さんがとても厳しくて、夜の11時には寝ないとひどく怒られるという生活を続けていました。

しかし、6年生の夏になると、受験勉強もより一層本格化し、塾から帰っての復習や受験勉強をするのに、11時就寝ではとても時間が足りず、困るようになってきました。

そこでお母さんと相談して、11時になるとお父さんに「お休みなさい」と言って一度寝たふりをし、お父さんが自分の部屋で寝ると、お母さんにこっそりと起こしてもらい、部屋に電気をつけるとお父さんに気づかれるかも知れないので、机の上の小さな電球をつけ、そこから勉強を本格的に始め、夜中の12時から3時ごろまで勉強時間にあてたそうです。

このような日々が3か月ぐらい続いた末、娘の努力に感動したお父さんが、就寝時間を遅くしてくれたそうです。もちろん受験も大成功に終わりました。

 

小学6年生でもこの根性と執念で受験に立ち向かっていく例がある中、中学生、高校生の受験生の皆さんはどうですか?負けないぐらいの必死さで頑張っていますか?

残念ながら人は弱い存在です。ついつい「これぐらいでいいや」と自分の頑張りに上限の線を引き、頑張っているふりや頑張っているつもりになって、漫然と受験を迎えようとしてしまいます。学校のない土日こそ絶好の時間稼ぎ時なのに、普段より遅目に起き、ダラダラと午前中を過ごしてしまうのです。

 

それで「自分は受験に本気です」と言っても空しいだけではありませんか?

受験生の皆さんは、私立大学受験真只中、国公立大学の前期試験まであと19日という現在、自分の持てる力を全て受験勉強に注いで努力してください。

「困難が大なれば大なるほど栄光は大なり」(古代ローマの雄弁家・政治家 キケロ)

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