倍率発表
2016/02/04
今朝の朝刊に国公立大学の入試倍率が掲載されていました。
受験生の皆さんは、昨年と比較して、倍率が「上がった」「下がった」と言って、落ち込んだり、喜んだりしているかもしれませんが、競争倍率は実際にはあまり気にする必要はないと思います。
確かに倍率が上がれば、数字的には合格は難しくなるのですが、その大学を受ける普通のレベルの受験生ならば、自分の力を出せば合格するし、出せなければ落ちるというパターンがほとんどなので、実質的には自分自身との闘いになり、倍率2倍と考えることが出来るのです。
しかし、一発逆転を夢見て、無謀とも思える受験を決意したのも束の間、勉強中に居眠りをするような、Eランクで受験する記念受験者は別として、真剣に合格を目指し、日々努力を継続しているライバルたちがいるのも現実です。
大体、1ランク違うことに、約10点~30点のハンデがランク下位者にはあります。なので、Dランクの人がAランクの人を上回るためには二次試験(個別試験)で30点~90点上回らなければならないので、残り時間と問題の難易度を考えれば、これは学力的にほぼ不可能と思われます。
そこでターゲットを自分より1ランク上の受験生に絞り、どうすれば、何を学習すれば10点~30点の差をひっくり返せるのかを考え、1分1秒を惜しみ集中して学習し続けることが合格への最短ルートになるのです。
センター試験が終わり2週間ちょっとが経ちました。今、私立受験真っ最中ではありますが、くれぐれも気を抜かず、国公立大学を受験する生徒諸君は合格を目指し、戦略のある受験勉強を行いましょう。どんなに勉強したくても残り時間は確実に減少しています。
「最後に笑う者が、最もよく笑う者である」
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