過去の自分
2015/11/27
受験が近づいてくると、生徒のカバンや筆箱に太宰府天満宮のお守りが付き始めます。もちろん、このこと自体は悪いことではありませんが、受験生はぜひ、入試本番、追い詰められたときに自分を支えてくれるものを、他にも持っていて欲しいと思います。
そして、それは「良かった時の成績表」や「最高時の模試の結果」、あるいは「使い古した何冊ものノート」「ボロボロに使い込んだ問題集」などです。
人は追い詰められた時、自分を励ましてくれるのは、過去に頑張っていた自分自身に他なりません。「あんなに自分は頑張っていたじゃないか！」「ここで負けるわけにはいかない！」と自分を奮い立たせる「努力の積み重ね」、これこそが真のお守りになるのです。
どうか、受験生の皆さん、受験までの一日一日、いかにこの「努力の証」を作り上げて入試に臨めるかが、合否を決することを知り、「本当の勝負は今、この時期である」と、頑張っていってください。
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