総合型選抜入試

以前より実施されていた「AO入試」は

2021年度より「総合選抜型入試」と名称を変更しました。

この入試は学校長の推薦を必要としないため

受験のハードルは下がりますが、

国立大学などに合格するのは容易なことではありません。

「その大学で学びたい」という強い熱意はもちろんのこと、

入学後に明確な目標を持ち、その目標達成に邁進できるかがカギとなります。

 

したがって受験機会は確かに増えるものの、安易に受験することはお勧めできません。

実際、九州大学に総合選抜型入試で合格した生徒たちは

絵画のコンクールで入賞する実力を持ちながら

絵画教室においてさらにデッサン力を磨いていたり、

将来の仕事への取組みとして、

大人が聞いても「なるほど」と感心させられるビジョンを持っていたりしました。

また、これらの生徒たちは

決して推薦入試にのめりこむことなく、

あくまでも一般前期入試での合格を目指して

地道に学習を積み重ねていました。

 

総合選抜型入試での合格を目指す皆さんは

まずその大学に見合う学力レベルを育てることを考え、

さらに他の受験生とは異なる個性的な力や創造力が必要であることを理解してください。

そうすれば合格はグッと近づいてきます。