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過程への誇り

2016/07/02

自分の持っている学力と比べて、かなりハイレベルな学校を志望する生徒がいます。

確かに、今の自分がすぐに受験するのではなく、受験するその日まで、成長を続けた自分がチャレンジする訳ですから、自分の可能性に賭けて高い志望校を持つことは、決して悪いことではありません。

 

しかし、高い目標を持つならば、それに見合う行動をする覚悟を持ちましょう

上を目指すためには自分を変える勇気を持つことが必要なのです。

確かに今まで慣れ親しんだ楽な生活スタイルを、趣味や遊びを犠牲にした勉強中心の「己を鍛える生活スタイル」に変えることは簡単なことではないと思います。

「毎日勉強する」「よほどのことがない限り塾を休まない」という受験生なら当たり前のことでさえ難しく感じている人は、かなり多いと思います。

さらに、ダラダラと自分の好きなように過ごしていれば、「そのうち本気になれば自分は出来る」という可能性を残すことが出来るので、気分的にも自分を安心させることにつながるのかもしれません。

 

しかし、実際、人気の高い学校の合格はそんなに生易しいものではありません。

ならば、高い志望校を持つのであれば、「あんなに頑張ったけど、ダメだった」という悪い結果を恐れて努力することをためらうのではなく、「自分はこんなにも頑張れた」という過程への誇りを持てる受験生になって欲しいと思います。

受験生の皆さん、どうか「口だけの人」にならないでください。

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