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携帯電話と勉強しない

2016/02/08

今、私の手元に一つの携帯電話があります。中学校の定期テストが近づく中、携帯で動画を見る癖を防ぐため、中学1年生が私に預けた物です。

 

実は以前にも同じようなことがありました。修猷館高校を目指している中学3年生が突然私のところに来て、「先生、これを預かってください」と封筒に入った小さな物を差し出してくるのです。中を確認するとそこには携帯電話が入っていて、「これは携帯じゃないか?どうして預けるの?」と聞くと、「携帯を持っていると勉強になりません。友達からのメールが気になるし、どうしても返信してしまいます。するとまたメールが送られてきて、あっという間に時間が過ぎてしまうんです」と言います。

私は「なら、お家の人に預かってもらいなさい。携帯は貴重品だから」と提案すると、「ダメです。家の中にあると思うと、どうしても気になります。先生、お願いだから受験が終わるまで預かってください」と真剣に頼むので、「そこまで言うなら判った。預かろう」と答え、約半年近く預かったことがあります。

友達との接触を減らしてでも合格を目指す強い意志をこの生徒から感じ、「これは合格するな」と思ったことを覚えています。

もちろん、予想通り見事に修猷館高校に合格していきました。

 

人は何かを成し遂げようとするとき、何かしらの代償を必要とするのかもしれません。あれもこれもと欲張って、全てを思い通りの結果にすることは不可能なのかもしれません。

受験生の皆さんは合格のために何を差し出しますか?

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