真剣にテストを受けている生徒の後ろ姿を見ると、筆記用具を利き手に持ち、前傾姿勢で問題と格闘しているオーラが出ています。そして、試験が終了するまで1点でも多く点数を取ろうとする貪欲さが見受けられます。

そんな生徒の中にあって、目を引く生徒が時々います。なぜ目を引くかというと、みんなと動きやリズムが違うので、浮き上がって見えるのです。そのような生徒はだいたい成績が芳しくありません。まるで後ろ姿が成績を決めているかのように思われるほど違いが出てきます。

では、どのような動きに目がいくかというと、「筆記用具を手から離している」「やたら首を回す」「背伸び、ストレッチをする」「髪をずっと触っている」「顔が上がり、前方をボーっと見ている」「寝ている」「頭を抱え込んでいる」などです。

生徒のみなさん、自分のクセは分かりにくいとは思いますが、気を付くてください。「受験生は背中で語る」です。

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