理系女子

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理系女子

2024/03/03

R6.2.23の読売新聞に

「理系女子 我が大学に」という記事が掲載されていました。

この記事によりますと

熊本大学情報融合学環の推薦入試で、

合格者を女子に限る「女子枠」が設けられ、

また第一工科大は授業料の一部免除を受けられる女子特別奨学生推薦を設けたそうです。

 

これらの取り組みはおそらく

少子化による入学者減を

増加傾向にある「理系女子」によって補おうとする試みだでしょう。

 

「理系女子」が増加すること自体は大いに結構なことで

当塾でも理系に長けた女子は何人も見受けられましたし、

現在も在塾しています。

 

懸念すべき点は受験において

「女子優遇」という不平等が起こることです。

何度もこのブログで取り上げましたが

受験機会、合格判定は平等でなければなりません。

受験生が何ら区別されることがなく

等しく努力と成果を判断される必要があるのです。

 

それに「女子優遇」などという考え方自体

現在においては女子に失礼です。

優遇措置など施さなくても

男子学生に負けないパフォーマンスは発揮できるのです。

 

ただ、入学後の学生生活においては

一定の配慮は必要であり、

男性優位で来た日本の仕組みの中で

女子が不利益を受けることはあってはなりません。

 

受験とは将来的に

「社会的にも個人的にも富をもたらす者」へと成長するために

そのスキルを磨くチャンスを得る場であってほしいと思います。

 

福岡県公立高校一般入試まであと2日。

体調に気を付けて受験生の皆さんは過ごしてください。

 

 

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