2019年06月08日

親の責任

なかなか勉強に身が入らない子どもに対して、

接し疲れたのか、

「もう、そんなに勉強が嫌ならしなくてもいい」

「所詮自分の人生なんだから好きにしなさい」

と子どもに言い放つ親がいます。

 

一見物わかりが良く、真理をついているように思えますが、

これは単なる親業の放棄に過ぎません。

自分が楽になりたいからと言って、

親の責任を子どもに押し付けているだけなのです。

 

だいたい、いくら自分の人生だからと言って、

何でも自由に出来るわけではありません。

社会には他人と共存するためのルールがあります。

そのルールを破り好き勝手にされたのでは、

どれほど迷惑なことか。

「自分の人生なんだから好きにしなさい」

は余りにも言葉足らずの放言です。

 

親は将来、子どもが独り立ちしたときに、

「自他共栄」の精神を持った健全な大人へと成長させる義務があります。

 

その義務を課す代わりに親権が与えられているのです。

 

実際、したくないことでも頑張らなければならない場面が、

社会に出れば、いくらでもあることを親は一番知っているはずです。

それなのに、

「嫌ならしなくてもいいよ」

とすべてを放棄させて、

本当に子どもは幸せな人生を歩めるのでしょうか?

 

我が子には、自分が幸せな人生を歩むとともに、

周りの人々に恩恵をもたらせる人に育って欲しいとは思いませんか?

その土台となる基礎作りこそが、

子どもと接する大人の責任なのです。

 

保護者の皆さん、

どうか命がけで育てている我が子の真の幸せのために、

大変なことは重々承知していますが、頑張ってください。

決して

「好きにしなさい」

と安易に言わないでください。

 

 

「自分の喜びを追求する行為が、

他人の幸福への奉仕につながるものでありたい」

(本田 宗一郎)

 

 

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