2019年03月16日

受験の真友

親友とは、

たとえ何年会っていなくても、

友が大きな悩みや不安を抱え、

辛く苦しんでいることに気づいたならば、

すぐさま心の中に飛んで行き、

真剣に向き合う関係にある友だと思います。

 

それに対して受験の真友とは、

お互いの合格のために叱咤激励をし、

まるで火花を散らしているかのような関係の友のことです。

決してただ気が合うだけの仲良しこよしの慣れ合い関係ではありません。

 

ですから、進学塾とはそんな仲間であふれていることが理想です。

 

しかし、実際にはお互いが足を引っ張り合って、

不合格へと突き進んでいる関係を目にすることがあります。

 

例えば自習に来るとき、

一緒に来るのは構わないのですが、

なぜいつもいつも一緒の時間に帰るのでしょうか?

学習のスピードや量には当然のことながら個人差があります。

仮に友達に、

「帰ろう」

と声をかけられたとしても、

自分の勉強が終わっていなければ、

「まだ、終わってないから、先に帰っていいよ」

と応えれば良いのではないでしょうか?

その返答に対して、怒るような友達は、

所詮その程度の友達なのだと思います。

たぶん進学先が違えば、

ほとんど会うことはなくなるでしょう。

 

本当の友達なら、

「わかった」

と言って、そっと帰るか、

「じゃあ、もう少し一緒に頑張ろうかな」

と言ってくれることでしょう。

それがどう考えてもお互いの学力アップにつながると思います。

 

逆に、このような場面を見たことがありました。

小学6年生の男の子が席を並べていました。

一方の子が、

「ねえ、宿題やってきた?」

と、隣の子に尋ねていました。

すると、尋ねられた子は、

「なんでそんなことを聞くの?

宿題はやっているに決まっているじゃないか。

さてはお前、やってないな。

何やってんだよ。少しでもいいから今すぐやれ」

と叱っているのです。

おそらく尋ねた子は、

「やってない」

という言葉を期待し、

「そうか、俺もやってないんだ」

と言って、傷のなめ合いをしたかったのでしょう。

しかし、その期待は見事に裏切られました。

 

私はそばでこのやり取りを聞いて、

『偉い、これぞ真の友だ。いいこと言うな』

と、とても感動したことを今でも忘れていません。

 

 

受験勉強は決して楽なものではありません。

子供たちにとってみれば、出来れば避けたいものかもしれません。

だからこそ受験の真友が大切なのです。

 

「俺はこれだけ頑張った。お前はどうだ?!」

と迫ってくる友人ならば、

お互いを高め合い、合格に向かって一緒に肩を組み、

進んでいけるのではないでしょうか。

 

生徒の皆さん、

本当に相手を思いやるとは、

どういうことなのかを考えて下さい。

 

どうかまずは自分が、

友達にとっての人生の親友であり、

受験の真友となるように接してあげてください。

 

同じ目標を追い求め、

努力し合った仲間のことは、

たとえ何十年の時が過ぎても、

忘れられるものではありません。

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